【Hayami】「サークル○サークル」53話配信☆


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」53話が配信されました。

今週は飲み歩いております!

気が付けば、週3で飲み会の予定があって、びっくり。

勿論、仕事もしてますよ!

ちゃんと締切守ってるし。

日頃引きこもって、パソコンと向き合ってばかりだから、

打ち合わせで人と会ったり、飲み会で友達に会ったりすると、

とても良い刺激になます。

私、引きこもってちゃダメだ、と思うし。

今年の目標は人にたくさん会う。

来月は女子会をやります☆

みなさんもいぜひいろんな人とお喋りを楽しんで下さいね!

いろんな人と喋ることで確実に自分の世界は広がりますから。
さて、番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでいただけたでしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回、54話もよろしくお願い致します☆

小説「サークル○サークル」01-53. 「動揺」

 今日のアスカはいつもより、やけに饒舌だった。
 アスカは依頼のあった日から今日の出来事まで、丁寧にシンゴに説明する。そうして、ふとこうしてシンゴと随分長い間、会話をしていなかったことに気が付いた。
 仕事が忙しいから、というのはもっともな理由だろう。けれど、昔の自分ならどんなに忙しくても、シンゴと話す時間を作っていたはずだ。シンゴとすれ違っていくのは、自分の怠惰さにも原因があるような気がした。しかし、それでもやはり、シンゴのうだつのあがらなさが何よりの原因だと次の瞬間には思い直していた。
「それじゃあ、調査は完全に打ち切ってしまうの?」
 マキコが依頼を断りに来たところまで話し終わると、シンゴが複雑な表情を浮かべて問うた。
「いいえ。依頼者の一時的な気の迷いである可能性も大いにありうるわ。また、調査を再開してほしいと言われた時に、あのバーを辞めていると、何かと不便だもの。取り敢えず、まだバーは辞めないし、ターゲットとの接触もやめないわ」
「それも大変だね……」
「確かに調査の再依頼がなければ困りものだけど、再依頼さえくれば、継続していた費用は請求するし、問題ないもの。まぁ、賭けではあるけどね」
 アスカは言いながら、パエリアに入っていたエビにかぶりついた。味がしっかりとついていて、おいしいと思ったが、眉間に皺を寄せて考え込んでいるシンゴを見て、感想を言うのをやめた。


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