【Hayami】来月から8月……!


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」135話が配信されました。

まさかもう7月が終わるなんて……!

と思わず、驚いてしまいました(笑)

学生さんも社会人の皆さんも、夏休みはどのように過ごされるのでしょうか?

しかし、私には夏休みがありません(笑)

書いて書いて書きまくるしかないんですよねー。

仕事がぱっつんぱっつんに詰まってるところに、

引っ越し!

引っ越しは気分も変わるし、正直、仕事の為のものなので、

良い方向に向かうのではないかなー? と思います☆

まぁ、修羅場になると、確実にご飯食べなくなりそうだけど(笑)
≪お知らせ≫

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≪番外編のお知らせ≫

番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでい

ただけたでしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回、136話もよろしくお願い致します☆

小説「サークル○サークル」01-135. 「加速」

 ホテルに入ったのは今なのだから、すぐに二人のところに行き、ことに及ぶ前に止めることも出来る。けれど、シンゴにはその勇気がなかった。今更自分が二人の元へ行って、何を言えばいいのだろう。すでにアスカの気持ちがヒサシに向いていれば、何を言ったところで後の祭りだ。
 今まで、アスカを散々がっかりさせてきたのは自分だ。アスカが他の誰かに心を奪われても、文句なんて言いようがないことも自覚している。けれど、こんなにもあっさりと別の男のところに行かれると、立つ瀬がないとも思った。
 シンゴは複雑な気持ちを抱えたまま、しばらく、ホテルの入口を見つめていた。ひょっこりアスカが出て来るのではないか、と期待すらした。けれど、いくら待ってもアスカが出て来る気配はない。泣きそうになるのをぐっと堪えて、シンゴは踵を返す。
 シンゴは自転車を止めた場所まで戻ると、自転車に乗り、ゆっくりとペダルを漕ぎ始めた。
 その日の夜、アスカは帰って来なかった。


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