【Hayami】金環日食の日に100話更新☆


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」100話が配信されました。

とうとう、100話まで来てしまいました!

それなのに、まだ出て来ていない登場人物がいます(笑)

急激に流れが変わってゆくので、ぜひぜひ楽しみにしていて下さいね!

さて、皆さんは金環日食は見られましたでしょうか?

私のところは曇ってて見えませんでした……。

日食メガネは買ってなかったで、

ピンホールカメラは作って観察していたのですが、

ほぼ不発に終わったのは残念でしたね……。

原稿書き終わってから、徹夜で作ったのにさー!

そして、近所の子どもの「日食メガネ意味ねーじゃん!」

という大きな声が聞こえたのが印象的でした(笑)
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番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでいただけ

たでしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回、101話もよろしくお願い致します☆

小説「サークル○サークル」01-100. 「加速」

「いつも、いらっしゃってますよね」
 青年は少し照れたように笑ってシンゴに言った。八重歯がちらりと見える。
「あぁ、そうかな……」
 そんなに頻繁に来ているわけではなかったが、青年がシフトに入ってる時にいつも来ていたのかもしれない。まじまじと顔を見たことがなかったシンゴだったが、この時ばかりは顔を上げて、青年の顔をしっかりと見た。少し長めの髪に奥二重の目、笑顔の度に零れる八重歯が印象的だった。
「間違ってたら、申し訳ないんですけど……。作家さんですよね?」
「えっ、どうしてそれを……」
 突然の言葉にシンゴは呆気に取られた。こんな時間にふらふらと一人でコンビニエンスストアに来ているからと言って、作家だとは限らない。最近は本だって出してないし、こんなに若い人に作家だと知られているわけがないと思った。
「実はオレの親父があなたの本が好きで、よく読んでたんです。本に写真が載ってたから、もしかしたらそうかなって……」
「ありがとう。でも、最近の僕は全く本を出してないから」
「でも、出ていないだけで書いてはいるんですよね? 刊行ペースは作家によってそれぞれだって、親父から聞いたことがあります」
「あの頃は……ハイペースだったからね」
「えぇ、次から次へと出るので、読むのが大変でした」
 青年は嬉しそうに話し続けた。


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