【Hayami】「サークル○サークル」21話配信☆
- 2011年12月11日
- 作家ブログ
こんにちは☆
Hayamiです。
本日、21話が配信されました!
年齢を重ね、バーにも行くようになったのですが、
未だにバーって大人だなぁ、
27歳にはまだちょっと早いところなのかな……
と思うことがよくあります(笑)
そんな大人な場所でヒサシとの接触が始まります。
新しい登場人物はまだまだ出てきますので、
楽しみにしていて下さいね!
次回22話もぜひお付き合い下さいね☆
~Tiny Chain~ 女性のための女性の小説集。
こんにちは☆
Hayamiです。
本日、21話が配信されました!
年齢を重ね、バーにも行くようになったのですが、
未だにバーって大人だなぁ、
27歳にはまだちょっと早いところなのかな……
と思うことがよくあります(笑)
そんな大人な場所でヒサシとの接触が始まります。
新しい登場人物はまだまだ出てきますので、
楽しみにしていて下さいね!
次回22話もぜひお付き合い下さいね☆
マスターから店内のどこに何が置いてあるかの説明を受け、アスカはメニュー表を渡された。「うちはお酒の種類が多いから、大変だと思うけど、少しずつ覚えていってくれればいいから」マスターはメニュー表を渡す時に、あたかも人の良さそうなことをにこやかに言った。けれど、アスカはこれが口先だけだということに気が付いていた。面接の時の対応からもわかるように、マスターは表面を繕うタイプだ。この手のタイプは、表向きは良いことをいうものの、内心は真逆のことを考えていることが多い。ずっとこの店に求人募集の紙が貼られていたことからもそれは明らかだった。きっとマスターのちょっとした意地の悪い言葉に辟易して、今までの店員も辞めていってしまったのだろう。
アスカは過去にカフェで働いていたことはあったが、同じ飲食業と言っても、バーで取り扱うドリンクの種類は、カフェに比べてかなり多い。ドリンクメニューを覚えることだけで、アスカは根を上げそうになっていた。
仕事とは言え、面倒な店に来てしまったな、とアスカはメニュー表とにらめっこしながら、内心溜め息をついた。
みなさん、こんにちは。
森野はにぃです。
本日、20話が配信されました。
春が真二を気にし始めていますが、
一体どんな風に彼らの気持ちは絡み合っていくのでしょうか。
最初にプロットで決めてはいるのですが、
どうなるのかなー? と書きながら、未知の部分もあったり(笑)
私自身、彼らの行く末を見守りつつ、
続きを書いていきたいと思います!
次回21話の配信もよろしくお願いします☆
こんにちは☆
Hayamiです。
本日、20話が配信されました!
とうとう、アスカがバーで働くことになりました。
これから、ヒサシとの接触が始まっていきます。
次回21話もぜひお付き合い下さいね☆
「でも、どうして、またうちの店に? 全く違う職種でしょう?」
マスターは履歴書から顔を上げて、アスカに問う。アスカはマスターの視線を受けて、にっこりと微笑んだ。
「実は数回ここに飲み来たことがあるんですけど、その時、とてもこのお店を気に入って……。こういうお店で働きたいなって思ったんです」
アスカは普段とは違いおしとやかに振る舞った。今のアスカからは、机の上に足を上げて、煙草をふかしている姿など到底想像することなど出来ない。
「あぁ……。思い出しました。よくカウンターの左端で飲んでいた……」
「覚えててくれてたんですか?」
アスカは大袈裟に喜んで見せる。マスターは鼻の下を少しだけ伸ばした。
「こういう仕事をしていると、ある程度は人の顔を覚えてるものですよ」
マスターは誇らしげに言う。アスカは内心「私のことすぐにわかんなかったくせに、嘘つけ」と思ったが、微笑みを崩さないようにマスターを見つめていた。
アスカの造形は美しくない。けれど、どうすれば、愛想良く、愛嬌のあるように見えるか、ということは熟知していた。勿論、自分がそういったしぐさをしたところで、大した威力がないこともわかっている。けれど、しないよりはした方がマシだということも彼女は知っていた。
「いつから入れるの?」
マスターは履歴書に視線を落としたまま言った。アスカは待ってましたとばかりに口元を上げる。
「今日から入れます」
こうして、アスカは今日の夜から、crashのフロアレディとして働くことになった。