【Hayami】「サークル○サークル」37話配信☆


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」37話が配信されました。

職業が全く違う女子5人で、2ヶ月に1回女子会をするようになって、

早3年が経ちました。

今年で4年目に突入するわけですが、話題にのぼるのは仕事と恋バナ。

やはりというか、好きになる男性のタイプって違うんですよね。

ヒサシがいいと思う女性もいれば、

シンゴがいいと思う女性もいると思います。

まだ出てきていない登場人物が、

きっと一番女子受けはいいんだろうなぁ……と思いつつも、

個人的にはヒサシが好きです(笑)

ムカつく! と言いながらも、振り回されてしまう男性に弱い傾向があります(笑)

 

さて、番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでい

ただけたでしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回、38話もよろしくお願い致します

小説「サークル○サークル」01-37. 「作戦」

 マスターからヒサシが注文したドリンクを受け取ると、アスカはヒサシの元へと向かった。騒がしい店内の中で、ヒサシのいる空間だけ、やけに静かに感じた。この男の持つ不思議な雰囲気に、女はやられてしまうんだろうな、とアスカは思った。
「お待たせ致しました。ジントニックです」
 アスカは時計を気にしているヒサシに言った。ヒサシはアスカがカウンター越しとは言え、目の前に来ていたことに気が付いていなかったようだ。慌てて、顔を上げて、「ありがとう」と微笑んだ。
「あのさ」
 ヒサシはジントニックに一口、口をつけると、アスカの顔をじっと見た。店内が薄暗いからと言って、整った顔の男にじっと見つめられるのは、嫌だった。彼女は自分の造形が美しくないことを知っているからだ。思わず、目を反らしたい衝動に駆られながらもじっと耐えた。これは仕事なのだ。浮気調査の為にこのくらいのことが我慢出来なければ、別れさせ屋の所長なんて務まるわけがない。
「何でしょうか?」
 声をかけてきたきり、黙っているヒサシにアスカは言った。少しでも早く、この緊張する状況から脱したかった。


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