【Hayami】「サークル○サークル」44話配信☆


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」44話が配信されました。

今日は最初に入社した会社の同期とランチです☆

今年はいっぱいいろんな人に会う!というのが目標なので、

着々と目標を達成している感じです。

OLをやっていた頃は平日にランチするなんて、考えてもみませんでしたが、

今となっては、土日が休む日ではなくなってしまったので、

昨日ももりもり原稿を書いていました(笑)

そうなんです。

丸々1日をお休みにするのが難しくなっちゃったんですよね。

週休2日。

憧れの響きです(笑)

 

さて、番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでい

ただけたでしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回、45話もよろしくお願い致します☆

小説「サークル○サークル」 01-44. 「作戦」

 アスカは慌てて、机から足を下ろす。あともう少しで灰皿を蹴飛ばすところだったが、掠る程度で済んだのを見て、安堵の溜め息をついた。そして、自分の溜め息の多さに1人苦笑する。
「どうぞ」
 アスカはドアに向かって言った。ドアは遠慮がちに開くと、ひんやりとした風を一緒に運んできた。ドアの向こう側にいる人物に目を凝らす。そこには髪を丁寧に巻き、お腹が隠れるようなふんわりとしたワンピースを着たカイソウ マキコが立っていた。
「お久しぶりです。どうしました? 取り敢えず、こちらにどうぞ」
 突然のマキコの訪問にアスカは驚きつつも、平然とマキコを中に招き入れた。
「すみません……。突然、押しかけてしまって……」
 マキコは申し訳なさそうに言った。彼女がどうしてここに来たのかの検討はつく。きっとヒサシと不倫相手の現状を聞きに来たのだろう。アスカは「大丈夫ですよ」と営業スマイルを向けた。
「今、お茶を淹れますから、かけてお待ち下さい」
 アスカは言いながら、キッチンへと消える。
「いえ、お構いなく」
 マキコは一応遠慮したが、それが建前であることをアスカも知っている。アスカはポットを用意すると、マキコの身体を気遣って、ノンカフェインの紅茶を選んだ。


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