【Hayami】「サークル○サークル」6話配信☆


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、6話が配信されました!

今日はゾロ目の日でちょっとびっくりしてしまいました。

さて、今回はアスカの1人作戦会議です。

考えごとをしている時のアスカの格好は、

実際自分では出来ないけれど、ちょっとやってみたい!

を形にしました(笑)

それにしても、ヒサシとマキコの名字である「カイソウ」は、

実際にある名字なのでしょうか?

ふと浮かんでそのまま使ってしまったので、

実際にはない名字なのかも……と思いながら、使用しています。

実際にある名字かどうかご存じの方はぜひ教えて下さいね!

それでは、7話も楽しみにしていて下さいね☆

小説「サークル○サークル」01-6. 「依頼」

 アスカはマキコを送り出すと、仕事の段取りを決める作業に入った。今回のターゲットは依頼主の夫である「カイソウ ヒサシ」だ。彼は大手企業の会社員で年齢は31歳。アスカより2歳年上だ。マキコの話によると、よく行くバーがあるという。そのバーは「エミリーポエム」から3駅離れたところにある「crash」というバーらしい。アスカはそのバーでヒサシに接触するつもりでいた。
現在、「エミリーポエム」には数名のアルバイトのスタッフがいたが、別の案件で出払っていて、実質今動けるのはアスカしかいない。幸い、今回のターゲットとは年齢も近く、接近するのにはさほど困らない。ただもう少し美人でスタイルが良ければ、余計な不安など持たなくていいのにな、とアスカは思う。
「さーて、どうしたもんかなぁ……」
 椅子に踏ん反りがえって座り、足を机の上に置く。お世辞にも行儀の良い格好とは言えなかったが、1人でいるからこそ、出来る格好でもあった。
「落とすのは簡単……だけど、別れさせるのが難しいタイプなのよね……」
 1人でぶつぶつと言いながら、アスカは自分の考えを整理していく。こうやって、自分の中にある考えに筋道を立てていくのが彼女の習慣だった。口に出すことで自然と矛盾が解決される、というのが彼女の持論なのである。


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