こんにちは☆
Hayamiです。
本日、6話が配信されました!
今日はゾロ目の日でちょっとびっくりしてしまいました。
さて、今回はアスカの1人作戦会議です。
考えごとをしている時のアスカの格好は、
実際自分では出来ないけれど、ちょっとやってみたい!
を形にしました(笑)
それにしても、ヒサシとマキコの名字である「カイソウ」は、
実際にある名字なのでしょうか?
ふと浮かんでそのまま使ってしまったので、
実際にはない名字なのかも……と思いながら、使用しています。
実際にある名字かどうかご存じの方はぜひ教えて下さいね!
それでは、7話も楽しみにしていて下さいね☆
アスカはマキコを送り出すと、仕事の段取りを決める作業に入った。今回のターゲットは依頼主の夫である「カイソウ ヒサシ」だ。彼は大手企業の会社員で年齢は31歳。アスカより2歳年上だ。マキコの話によると、よく行くバーがあるという。そのバーは「エミリーポエム」から3駅離れたところにある「crash」というバーらしい。アスカはそのバーでヒサシに接触するつもりでいた。
現在、「エミリーポエム」には数名のアルバイトのスタッフがいたが、別の案件で出払っていて、実質今動けるのはアスカしかいない。幸い、今回のターゲットとは年齢も近く、接近するのにはさほど困らない。ただもう少し美人でスタイルが良ければ、余計な不安など持たなくていいのにな、とアスカは思う。
「さーて、どうしたもんかなぁ……」
椅子に踏ん反りがえって座り、足を机の上に置く。お世辞にも行儀の良い格好とは言えなかったが、1人でいるからこそ、出来る格好でもあった。
「落とすのは簡単……だけど、別れさせるのが難しいタイプなのよね……」
1人でぶつぶつと言いながら、アスカは自分の考えを整理していく。こうやって、自分の中にある考えに筋道を立てていくのが彼女の習慣だった。口に出すことで自然と矛盾が解決される、というのが彼女の持論なのである。
みなさん、こんにちは。
森野はにぃです。
本日、「ワンダー」5話が公開されました。
今回も春、礼央、礼の3人での会話中心です。
他のキャラが登場するまで少し時間はかかりますが、
3人がどんなキャラなのかがわかるお話になっています。
気長にお付き合い下さいね☆
こんにちは☆
Hayamiです。
本日、5話が配信されました!
実は当初マキコに妊娠の予定はありませんでした。
けれど、
「どうして、早く別れさせてほしいのか」
ということを考えていたら、
「子どもが出来た時に女の人って、行動に出るのかな」、
と思い、妊娠させることにしました。
作者の意図によって、キャラクターたちも大変です(笑)
実際、浮気されていたとして、
その浮気をやめさせたい、と思う瞬間って、
どんな時なのか、最近とても気になります(笑)
ぜひぜひ6話もお楽しみ!
「主人の勤めている会社のビルに入っているセルフサービスのカフェの店員のようなんです……」
マキコは伏目がちに言った。
「へぇ……」
浮気の種類としては、特に珍しいパターンではなかった。男は身近な女に手をつけることが多い。社内で不倫をしている人間が多いことからもそれは明白だ。
アスカは煙草の煙を吐き出すと、まじまじと写真を見た。この手のモテる男というのは、女好きが多く、落とすのは大概簡単だ。けれど、自分がモテることを自覚している分、何人も女を囲おうとするタイプが多い。たちが悪いかもな、とアスカは写真を見ながら眉間に皺を寄せた。
「期限の希望はおありかしら?」
「別れさせてくれるなら、特には……。ただ早ければ早いほど、嬉しいです。出来れば、この子が生まれてくるまでには……」
そう言って、マキコは自分の腹をさすった。アスカはマキコの腹を見据える。
やることはしっかりやってたってわけね……とアスカは内心ごちる。
「今、何ヶ月目?」
「3ヶ月です」
「そう……。半年以内……出来れば、3ヶ月以内には決着をつけたいところね」
「お願いします!」
マキコは深々と頭を下げた。必死に頭を下げるマキコを見て、アスカは顔を上げるように言うと、金額の説明を始めた。