みなさん、こんにちは。
森野はにぃです。
本日、「ワンダー」が配信されました。
メリークリスマス!
ということで、今日はクリスマス・イヴですね!
今年は天皇誕生日の振り替え休日ということで、
月曜日なのにお休み!!
この事実に喜んだカップルは多いのではないでしょうか?
え? 私ですか?
私は朝からもりもりお仕事をしております。
ロンリークリスマスだって、寂しくないんだから!!
とお仕事中です。
きっとそんな人たちはいっぱいいるはず!!
ということで、今日も明日も頑張ります(笑)
カップルの皆様は祝日なクリスマスを満喫して下さいね☆
お仕事をしている皆様、一緒に頑張りましょう!!(笑)
それでは、引き続き、「ワンダー」をお楽しみ下さいませ☆
「でも、シンゴさんだって……」
「ああ、相手の気持ちは考慮していない。けれど、相手の気持ちを考慮していないのは、お互い様だよ。浮気をしたのは、妻の方だからね」
「……」
「彼女にとって、君は幼馴染である、ということを忘れちゃダメだ」
「はい……」
ユウキは力なく答えた。
「そうそう、尾行は数日のうちに実行することになると思う」
「えっ……?」
「来たいんだろう? 尾行」
「はい!」
シンゴは自分でもどうして彼女を見守れ、と言った後で尾行に誘っているのかがわからなかった。彼女を見守るならば、尾行の方法なんて教えなくていいはずだ。シンゴは自分の行動の矛盾に内心呆れた。
「妻が夜出掛けたら、尾行する。その時は連絡するよ」
「それじゃあ、これ……」
ユウキは1枚の紙切れをシンゴに渡した。シンゴが開くと、そこにはユウキのものであると思われるメールアドレスと電話番号が書いてあった。
「ここに連絡して下さい。飛んでいきます!」
ユウキは満面の笑みでシンゴに言った。
「遠くから見守る、というのも、一つの守り方だよ」
シンゴは戯れる犬を見ながら言った。シンゴの言葉にユウキははっと息をのむ。そんなことをユウキは考えもしていなかった。
「それじゃあ、オレはただ黙って、何もせずに彼女を見ていればいいんでしょうか?」
「いいか悪いかは君が考えることだよ。僕は方法を提示したまでだ」
シンゴは淡々と言う。シンゴの言葉にユウキは思考を巡らせた。
「見守るなんて出来ません。そんなもどかしいこと……」
「それは君の感情で動いているだけだろう? 彼女にとっては、それが最高の守られ方かもしれない」
「どうして、シンゴさんはそんなことばかり言うんですか!?」
ユウキは今までとは打って変わって、食って掛かる。
「別にそういうわけじゃない。君は多角的にものを見ずに感情で動いているだろう? こういう問題は多角的に見る必要がある。冷静に判断しなければ、自分も相手も傷付くんだよ」
「……」
シンゴは半分自分に言い聞かせていた。だけど、思う。冷静に判断した後、アスカの尾行に踏み切った。そして、事実を掴んだんだ、と――。
「君はどうするつもり?」
シンゴの言葉にユウキは押し黙る。シンゴはユウキが口を開くのをじっと待っていた。
いくら時間が経っただろうか。漸く、ユウキが口を開いた頃、シンゴの持つホットカフェオレはすでに空になっていた。
「どうしたらいいのかわかりません。だけど、彼女を守りたいって思うんです」
「じゃあ、君はどうしたら守ることになると思うの?」
「それは……」
ユウキは一瞬シンゴを見て、再び黙った。シンゴはそんなユウキから視線をそらすと、目の前の芝生を見た。今日も犬が飼い主と戯れている。シンゴは幸せそうでいいな、と思った。そんなことを思う自分は幸せだと思っていないのだと、シンゴはこの時気が付いた。やはり、アスカの浮気が思いの外、効いているようだ。
「彼女をあの男から離して、オレが彼女を経済的にも物理的にも精神的にも守ります!」
あらゆるものから守ると言いたいのだろう。シンゴはそんなユウキの言葉に、まだまだ若いな、と思った。
こんにちは☆
Hayamiです。
本日、「サークル○サークル」が配信されました。
引っ越しして、1ヶ月半くらいが経ちました。
そうです。そんなわけで、いろんな友達が我が家にやって来ています☆
料理は好きだけど、上手ってわけではないので、
毎回ドキドキしながら、料理をしてます(笑)
今年は毎年恒例クリスマス女子会は、
我が家ですることになっているので、
引き続き頑張って、料理をしたいと思います!
勿論、仕事ももりもりやってます(笑)
≪お知らせ≫
個人ブログ「Hayami’s FaKe SToRy」にて、
お仕事依頼・作品感想用メールアドレスを設置しております☆
アドレスはhayami1109@gmail.comです。
作品の感想等送っていただけますと幸いです。
メールは直接私のところまで届きます☆
≪番外編のお知らせ≫
番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでいただけた
でしょうか?
作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、
シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。
全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆
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次回もよろしくお願い致します☆