【Hayami】12月突入!


こんにちは☆

Hayamiです。

本日、「サークル○サークル」が配信されました。

な、なんと!

12月に入ってしまいました。

あっという間に今年ももう1ヶ月を過ぎてしまったんですね。

毎年、今年1年どんな1年になるんだろう?

頑張らなきゃ!

とかいろんなことを思うわけですが、

12月になると、もう1年終わるのか……と驚くと同時に、

頑張れていないことを列挙して、凹むんですよね……。

今年も残り僅かですが、今年中に出来ることはやりきって、

来年に備えたいと思います☆
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≪番外編のお知らせ≫

番外編「ドライフルーツ・シンキング~マンゴーな過去に~」はもう読んでいただけた
でしょうか?

作家のシンゴの視点で語られるアスカとのなれ初めや、

シンゴが考えていることを物書きとして描いている、というお話です。

全10回となっておりますので、ぜひこちらも併せてご覧下さい☆

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次回もよろしくお願い致します☆

小説「サークル○サークル」01-198. 「加速」

「そんなに尾行について来たいならついてくればいい。足手纏いになるようなら、容赦なく置いて行く。それでいいなら」
「はい! ありがとうございます!!」
 ユウキは満面の笑みで返事をした。

 シンゴはユウキと別れると、真っ直ぐ家に帰った。家に帰っても誰もいない。しんとしていて、どこか肌寒い。人がいないということは、こういうことだ。少しの物悲しさを感じながら、シンゴは手洗いとうがいをいつも通り済ませると、書斎へと向かった。
 パソコンの電源を入れ、原稿を書き始める。パソコンのライトが目に染みた。
 自分のしようとしていることが実はとても馬鹿馬鹿しいことだ、ということに、ユウキを諭している自分を見て気が付いた。
 尾行なんてするもんじゃない。したって、何の足しにもなりはしない。ただ空しさや遣る瀬無さが募るだけだ。
 ユウキと勢いで尾行の約束をしてしまったものの、シンゴは悩んでいた。尾行をすること自体もそうだったが、何より浮気をしている妻の姿を他人に見せるというのは、いささか男のプライドが傷ついた。浮気されていることを告白している以上、今更だと思われるかもしれないが、それとこれとは別問題だった。


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